幸保 匠真さん
2024.08.19
所属:福島県立医科大学 理学療法学科
実習期間: 2024年7月16日~2024年7月22日
当施設の印象を教えてください
他職種が連携をとり、家庭環境や生活環境に合わせたプログラムを実施して利用者の方を支援している印象です。また、利用者-スタッフ間だけでなく、スタッフ同士や利用者同士でのコミュニケーションも多く、活気に溢れている印象があります。
実習を終えての感想を教えてください
本実習で初めて通所/訪問リハビリテーションの臨床場面を見学し、その役割について学ぶことができたと考える。病院と異なり通所や訪問では対象が自宅で生活している方であり、一人一人に関わることのできる時間も短いため、利用者とその家族との積極的なコミュニケーションや他職種との情報共有などの密な連携が特に重要だと感じた。
また、リハビリ内での動作だけでなく、実際の生活場面や生活動作を評価し、その方が自宅生活を送る際の問題点に対してどんな福祉サービスや福祉用具が必要なのか考察する力を伸ばすことにつながった実習であると考える。この経験を今後に活かしていきたいと考える。
今後の目標を教えてください
患者の身体機能のみに着目するのではなく、実際の生活場面まで考慮し、患者を心身ともにケアのできる理学療法士を目指し、日々研鑽していきたい。そのためにも、日々の臨床で評価と治療を繰り返しながら、その方に適したプログラムを設定し、身体機能や動作自立度に合わせて適宜変更していけるようにしたい。
後輩たちへ一言!
臨床実習でしか経験することのできない、患者の方とのコミュニケーションや評価・治療があると思います。先生方へ積極的に質問し、日々試行錯誤しながら頑張って下さい。