top > ワンポイントメディカル > 脳梗塞〜予防は生活習慣の改善から〜

脳梗塞〜予防は生活習慣の改善から〜

脳梗塞ってどんな病気なの?

脳梗塞とは、文字どおり脳血管内に梗塞ができる病気です。「梗塞」とは、血管の一部分で血液の流れが止まり、血液の得られない箇所の細胞が死んでしまう状態をいいます。

脳梗塞は、日本人の死亡原因の上位となっており、いったん発病してしまうと、命が助かったとしても麻痺などの後遺症が残ってしまう恐ろしい病気です。

脳梗塞の種類

小梗塞ラクナ梗塞

脳の深部の極めて細い血管がつまるもので、日本人に最も多いタイプの脳梗塞です。

※ラクナとは、小さな穴という意味

中梗塞アテローム血栓性脳梗塞

動脈硬化で狭くなった太い血管に血栓ができてつまるもので、動脈硬化を発症・進行させる高血圧・脂質異常症・糖尿病など生活習慣病が原因です。

※アテロームとは、コレステロールが血管壁に入り込み、お粥のような塊になった物

大梗塞心原性脳梗塞

心臓にできた血栓が血流にのって脳まで運ばれ、脳の太い血管をつまらせるもので、不整脈の1つでもある心房細動が原因として最も多くあげられます。

◆こんな前兆があれば、たとえ症状が消えても早期に受診しましょう

運動障害

左右どちらかの手足に力が入らない。動かせない。もつれる。

感覚障害

左右どちらかの手足がしびれる。熱さ、痛みの感覚がない。

平衡障害

めまいがあり、立っていられない。

言語障害

ろれつが回らない。言葉が出てこない。

視力障害

物が二重に見える。視野が半分欠ける。片側の目が見えない。

嚥下障害

上手に物を飲み込めない。むせたりする。

 

 

◆脳梗塞を予防するために、このようなことを心がけましょう

生活習慣病の予防

高血圧・糖尿病・脂質異常症などにならないように。

食生活に気を配る

適正なエネルギー量を心がけ、脂肪・塩分は控えめに。

運動を取り入れる

ウォーキングなど軽い運動で血流をよくしましょう。

禁煙・節酒

タバコは動脈硬化のもと!禁煙しましょう。アルコールは控えめに。

・日本酒なら1日1合

・ビールなら1日大ビン1本程度

入浴での注意

お湯の温度は38〜 40℃にし、水分補給を心がけて。

 

季節ごとの注意

汗をかいて体の水分が少なくなると、血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなります。

脱水症状にならないよう水分を補給しましょう。

 

外出時、外気と室内の温度差が激しいと、血圧が上昇しやすくなりますので注意しましょう。

脳梗塞は、日常生活を改善すれば、予防できる病気でもあります。大きな発作を起こす前の“前兆”を見逃さずに、早期受診・治療を心がけましょう。

 

※掲載している情報は株式会社メディネット様より提供をいただいております。

社会福祉法人 南東北福祉事業団

総合南東北福祉センター(郡山市日和田町)

http://www.kaigo-hiwada.com/